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【お寺の畳】 畳職人のこだわりをご紹介。

2014.12.23(火)

先日、中央区のお寺様からご依頼いただき、お堂の畳替えをさせていただきました。
写真は施工前です。

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畳床はクタクタになっていて、裏の藁の編み方から50年以上前のものだと分かります。ということで今回は畳を丸ごと替える新調をさせていただきました。

以下は、「畳屋さんはこんなところに気を使って畳を作ってるんだ」ポイントをご紹介。

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其の一、宗派に合わせて敷き方を変える。

今回は禅宗のお寺様ということでまん中に一本畳を縦に敷かせていただきました。今までは二本縦に敷いてありましたが、そうすると畳と畳の境目に住職が座ることになる事と、境目の線がご本尊の中心を突き刺す形になるのでご住職と相談のうえ変更させていただきました。その代り両端に細い畳を縦に敷くことにしましたが、敷いた感じもよかったと思います。
禅宗では畳を真ん中に縦に敷くやりかたが多いようです。

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其の二、畳のラインを合わせる

紋縁の畳のスペースの左右にも敷居を挟んで畳が敷かれていますが、敷居をまたいでも全ての畳のラインがそろうように寸法を割り付けています。
さらに所々にある柱の芯に畳と畳の境目が来るようもしています。そういった細かいところにも畳の直線美へのこだわりがあります。

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其の三、紋合わせ

畳職人が一番こだわるのが、この紋合わせです。
一般の住宅ではあまり見ないかもしれませんが、このように紋が入った縁を紋縁(もんべり)と呼びます。ほかにも色・形・サイズの違った紋縁が多種ありますが、今回は一番伝統的な高麗縁の白中紋を使用しました。
畳自体のサイズもこの紋のサイズを基準に決めていきます。たとえば真ん中に敷かれている畳の長編は48紋になるように寸法を決め作っています。
この紋縁は綿で出来ていて収縮するデリケートな縁です。隣り合う紋縁が平行に並ぶようにするのも実は頭と技術を要します。そして、縦と横の畳が重なる部分でも4つの紋が綺麗に並ぶように手を施してあります。何より一つ一つの紋の円が綺麗に表に出るように畳に縫付けるのが一番難しい部分です。
お寺の畳をそういう目で見ると面白いかもしれませんね。大河ドラマの紋畳が気になり始めたらプロですね。(慎)

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