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くまもと家づくりの本に 一畳屋が掲載されています。

2017.10.20(金)

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くまもと家づくりの本とは、熊本で家を建てる人を対象にした、住宅雑誌です。

年2回発行 

土地探しのコツから
プロに聞く、家づくりの資金計画
住まいの実例
インテリアショップなど

熊本で家を建てる人向けのお役立ち情報が載っています。

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こんな感じで、掲載させていただきました。

新築の時に入れた畳はその後20年から30年使う方がほとんどです。
昔は、1件に2~3部屋あった和室も、現在では1部屋だけという場合がほとんどです。


畳も実は奥深く、畳表や、土台である畳床の組み合わせによって、
クッション性、耐久性、デザイン性などに大きな差があります。

特に、畳の厚みや、土台はそうそう変えられるのもではないので、
新築する方にこそ、そういうことを知ってほしくて、今回掲載させていただきました。

定期的に、無料で「畳の勉強会」も開催中です。
もちろん、参加後一畳屋以外で、畳を注文していただいても大丈夫です。(^^)/

お気軽にお問い合わせください。

畳の勉強会10月の予定

2017.10.2(月)

ご来店のお客さまには、大変好評だった「畳の勉強会」10月も開催いたします!!

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壁にかけてある、見本やカット見本、敷いてある畳など、見て触れて、体感しながら
畳の品質の違いや、住宅に合った畳の選び方、畳替えの一日の流れなど、予定通り1時間程の勉強会です。

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畳替えの一日の流れや、施工事例などを大きな画面で説明

前回は告知不足で、参加者は多くはありませんでしたが、近くは新町から、遠くは山鹿、城南からお越しいただきました。
本当にありがとうございます。

畳をすぐにではないけど、そろそろ気になり始めている。
いきなり見積もりに家に来てもらうのはちょっとためらいがある。
畳に興味がある。
どこの店か選ぶ前に畳の基本的なことを知りたい。
そんな、お客様がこの勉強会にはぴったりです!!

次回の開催日時は、

はじめての畳替えコース
10月21日(土) 22日(日) 23日(月)

各日 13:30~14:30

を予定しております。

場所は一畳屋坪井ショールーム
予約受付電話番号:096-343-3351

完全予約制です。
他の日程でも、1名様から対応いたしますので。
「畳の勉強会の予約」
とお電話でお申し付けください。

勉強会に参加いただいても、こちらからの営業は一切いたしませんのでご関心下さい(^^)

ご来店お待ちしております。

一畳屋
亀井 光子

「手床」に「板入れ」 畳の豆知識

2017.9.19(火)

こんにちは!!前回に引き続き 三男 喜三郎です。

「手床」・「板入れ」
畳屋さん以外の方には全くなじみのない言葉が、
題名に並んでいますね (;^_^A

「手床」は前回説明した通り
手で作った床の事です。

「板入れ」とは
「框」と呼ばれる縁のつかない側に
檜板を縫い付ける作業の事です。
これは、畳の角が丸くならないように補強するためにつけます。

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前回の記事に書いた「手床」にも「板入れ」がしてありました。

本来、替えの際には、畳屋が再度寸法を合わせ、
板を動かないようにしめなおします。

片方の「手床」にはしめなおした跡がありましたが、
もう片方にはありませんでした。

手間が掛かる。「板入れ」を知らない、できないなどの理由で
畳屋さんの中には、この板を取り外してしまわれる方もいらっしゃるのです。

伝統的工法を受け継ぐという面では、非常に残念なことです。

今回見た、「手床」についていた板の縫い止め穴も 12個と、15個で
ちょっと少ないように思いました。
70年以上前の「手床」なのでこんなものなのかもしれません・・・

今回は、2件とも畳新調だったので、板入れすることはなかったので
参考までに、「板入れ」の写真です。
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髙見君技能試験の時
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一畳屋では年に数回、手縫板入れ実習を行っています。

今後も、畳の技能の伝承と継承にも力を入れていきたいです。(喜三郎)

「手床の畳」 畳職人の独り言

2017.9.15(金)

こんにちは! 三男 喜三郎です。

京都の畳修行から、熊本に帰省してはや10年

なかなか目にすることのなかった、「手床」の畳に
一週間で2件も出会いました。(;゚Д゚)

「手床」とは、文字通り 機械は使わず手で作った「藁床」の事です。
※床とは畳の土台です。現在は機械で作るので、手床はほぼないのです。。。

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1件は雨漏りによる損傷が激しく、もう一軒も経年劣化により新調になりました。

どちらも築100年以上のお宅です。

床から帰るのはお客様が生まれて初めてとのこと

つまり、70年~100年前の「手床」ということになります。
現在の機械づくりの藁床の寿命は、だいたい30年~50年

そう考えると、手床の丈夫さがわかります。

熊本に帰って4000件以上の畳のお仕事をさせていただきましたが、
「手床」に出会ったのは5件です。
とっても貴重なとこなのです。

【京都では4年間でもっと多くの「手床」に出会いました((笑))】

私たちの祖父にあたる2代目 亀井 重男は「手床」を作っていたそうです。

3代目の父 亀井 伸生「畳屋」になるころには、
機械化と分業が進み、機械で作った床を仕入れるようになり、
私たちは手床は作れません。

伝統工法が失われていく怖さと、寂しさを感じます。

畳の手縫いがそうならないように技術を伝承していきたいです。
次回は、板入れ畳について書きたいと思います。

八代イ草刈り取り研修 その3

2017.7.19(水)

本日は、イ草を手狩り風景を連続撮影したものをご紹介いたします。

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このように、イ草の束を8束刈り取ります
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イ草を束ね振ったり、体に当てたりしながら、短い草を落としていきます。

落ちた草は畳表にはなりません。のちに焼いて畑の肥料となります。CIMG2428
長い草の束をひもで束ねます。

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3人が抱えているイグサ全部でようやく畳表1畳分ぐらいです。
この作業のひたすら繰り返しです。今は機械が入れないところのみしか手狩りはしませんが、
30年前は大勢のバイトを雇いこの作業を行っていたそうです。

機械化が進んだとはいえ、植え付けから、刈り取り、製織。
畳表ができるまでには本当にたくさんの手間、愛情がかけられています。

研修を通してさらにそう感じました、研修会を企画してくださった問屋様、繁忙期に農業素人を
快く受け入れてくださった、イ草生産者の江嶋様ご一家、本当にありがとうございました。

やっとできた畳表を、1枚も無駄にすることなく、私たちの畳への愛情もプラスして、
これからもお客様に届けていきたいです。(光子)