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梅雨も和室を快適に過ごす方法

2017.5.22(月)

もうすぐ、梅雨の時期になりますね。
梅雨といえば、気になるのはカビの問題です。

カビ の発生条件は、温度 ・湿度 ・空気(酸素 )・栄養分です。
特に温度と湿度が重要な要素といえます。
温度(室温)が、20~30度 で、なおかつ湿度が75%以上、この条件が継続的に続いた場合に畳表表面にカビが繁殖しやすくなります。

和室での部屋干しはカビの原因となります。できるだけお控えください。

畳が湿気を吸ってじめっとした場合は、乾拭きしてみて下さい。
湿気が布に移り、畳がさらっと気持ちよくなります。

昼寝8
さらっとした畳で昼寝もいいですよね(^^)

濡れたタオルや、雑巾では畳を拭かないでください。

天然イ草の畳表は、 空気の吸収・放出を自然に行う性能があり 、「 空気中 のホコリ を吸収付着」「 湿気を調節」する生質を持っています。
当然これ は日本の風土から すると快適なのですが、 反面湿度が極端に継続する場合は、 どんどん湿気を吸収してしまいます。
新しい畳表ほどこの能力は高く、 古く使われた畳表はイ草が潰れてこの機能が衰えています。
よって新しい 畳(畳表)ほどカビ が発生・繁殖しやすいのです。

特に、一年以内にイグサで畳替えをされた方は、カビを発生させないために以下のことにお気を付けください


① 5月の下旬から9月 の湿気の多い期間はお部屋を乾燥させるために除湿機・エアコンなどを使い除湿に努めてください。
締め切った状態で、できれば一日中お願いします。

② 畳の部 屋 を 使って下さい(^^)/ 人 が 歩 い た 所 や 、いつも使っている場 所はカビが生えません 、
しかし箪 笥やテレビの裏など はよく生えます 。お気を 付けください 。

③ 洗濯物の部屋干しは避けて下さい。

④ 梅雨の晴れ間も窓は開けないで下さい。外気の湿度は高いです。
締め切って除湿に専念して下さい。
なにせ1年目は表皮が軟く蘭草の中の繊維もスポンジのようになって水分をたくさん蓄えますから
湿気を 必要以上に吸わせない事がポイントです。

⑤ 畳の部屋の掃除はこまめに (乾拭きが一番良いです )ダスキンや、クイックルワイパーなどでもよいです。

⑥ 湿気の多い時期、畳の上にカーベット、絨毯、上敷きなどを敷かない。
また、 カビ が発生するとカビ を餌とする ダニも発生しやすくなります。

カビ 対策=ダニ予防策です。

カビ の発生に 気を付けて快適に 和室をご利用ください。

それでもカビが発生した場合はお気軽にお問いあわせください。

投稿者: 畳 豆知識

畳のお手入れ方法 畳に家具の跡がついてしまった場合

2017.5.12(金)

テーブルや、家具置いた跡が畳についてしまうことよくありますよね。

実は、へこみはご家庭でも直せるのです。

補修する方法を2つご紹介します。

補修手順1
1,霧吹きをへこんでいる箇所に2~3回吹きかけます。
2,手で水をへこんだ個所になじませます。
3,ドライヤーで温風を当てます。

このやり方は、裏技を紹介する番組、「伊藤家の食卓」でも紹介された方法です。
(めちゃめちゃ懐かしいですよね、この番組わかるのは30代以上の方でしょうか?)

補修手順2
タオルの上からスチームアイロンをかける。

補修手順3
厚い蒸しタオルで抑える

3つの方法ともイグサが水分を含むと膨らみ、乾燥すると元の形状に戻ろうとする性質を利用したものです。
イグサの芯の部分はハニカム構造と呼ばれるスポンジのような形状をしており、
なんと、コットンの3倍の吸水性があるんですよ(;゚Д゚)

補修作業は、畳の膨らみ具合を見ながら行ってください。
※新しい畳だと、水分と熱を当てたところが変色する可能性もあるのでご注意ください!!


『 畳へこみ補修 』で動画検索すると、それぞれの作業を説明したものがたくさんアップされています。
とても分かりやすいのでそちらも、参考にしてみてください。(光子)

投稿者: , 畳 豆知識

意外と知らない畳の話 昔は薬草だったイグサのアロマセラピー効果

2017.5.10(水)

畳屋さんには常識、でも一般の方はほとんど知らない!!

私たち日本人の身近にある畳ですが、畳屋に従事する者以外はあまり知られていないことが意外と多いように思います。

お客様のところでお話していると改めて、そう感じます。

今日のブログのテーマを見て、「えっ そうなの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

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(刈り取ったばかりのイグサ)

畳の原材料の一つイグサ(畳の表面の部分)は、日本最古の医書「医心方」、日本現存最古の本草書「本草和名」にも紹介されています。

江戸時代、イグサを薬草として使用していた事が、「和漢三才図会」( 1712 年,寺島良安)などの文献から伺えます。

「和漢三才図会」によると,イグサを細かくすりおろして灯心(イグサ中心の綿のような部分)だけを取り出し,これを煎じて飲むことにより感染による炎症を抑え、水腫改善に効果があるとの記述があります。

現代では、無農薬栽培で育てられたイグサが、健康食品や、スイーツ、入浴剤などとして開発されています。

健康茶は、利尿作用があり、粉末にした青汁や、スイーツには食物繊維が多く含まれています。
畳の香りとは違います、どちらかというと私が試したものは抹茶のような香りでした。

畳になるイグサは、刈り取り天然染土で泥染めをした後、16時間かけて乾燥さることで畳特有の香りになるので、
食品用とは香りが違うのです(^^)

この畳特有の香りには、アロマセラピーの効果が検証されています。

畳の香り主要成分は、森林浴効果のあるフィットンチッド【言いにくい(;^_^A 】(森や木の香り)や

精神安定やリラックス効果のあるバニリン(バニラの香り)などがあり

新しい畳の香りをかぐと、「なんか落ち着く、癒される」と感じるのは香りの主要成分のアロマセラピー効果もあるようです。


福岡県の小学校の児童約100名を対象に、フローリングの教室と天然イグサを用いた畳の教室で

学習効果の違いを検証したところ、畳を用いた教室では正解率が2割アップするという結果になりました。

和室を、子供の勉強部屋として活用するのもよいのかもしれませんね。

どうでしょう?どのくらい知っていましたか?

少しでも、畳に興味を持っていただけると、うれしいです。(光子)




投稿者: , 畳 豆知識

畳のお手入れ方法

2017.4.22(土)

先日「畳について知りたい、聞きたいことは何ですか?」というアンケートを実施いたしました。

その回答で多かったものを少しずつブログでご紹介していきたいと思います。

今日はその中から、「畳のお手入れ方法」について書きたいと思います。

風とおし
畳には湿度を整える効果があります。イグサの畳表と藁床の組み合わせだと6帖で約3Lの水分を吸ったり吐いたりして調整してくれます。
だからこそ、湿気がこもらないように風通ししてあげることが大切です。

お掃除
ほうきで掃くとき時、掃除機をかける時は、畳の目に沿うように行ないましょう。
目に逆らってしまうと表面が傷つき、畳が早く痛む原因にもなります。
掃除機はあまり力を入れず軽くかけるようにしましょう。

より細かい埃を取るには、湿らせた新聞紙を固く絞って細かく裂き畳の上に撒いたら、あとはほうきで掃くだけ。
部屋のすみっこにも撒いてください。新聞紙が埃をからめとってくれます。

新聞紙の代わりに茶殻を使うと、ほのかにお茶の香りもするのでお勧めです。
新聞紙、茶殻を利用したお掃除は、天気が良く乾燥した日に行ってください。
畳があまりに湿ると、カビの原因になってしまうこともあります。

畳を拭くときは基本的には乾拭きでお願いいたします。
湿気の多い日などに乾拭きすると畳の湿気がタオルに移り、畳がさらっと心地よくなるのでお勧めです。
濡れ雑巾を使う場合は、固く絞ってください。こちらも天気が良く乾燥した日に行ってください。
理由は、新聞紙を使ったお掃除と同様です。

普段の拭き掃除には、ダスキンや、乾いた布をつけられるモップを使うと簡単です。

畳に関する質問お問い合わせがありましたら、お気軽にご連絡ください(^^)

投稿者: 畳 豆知識

農家さんのいぐさ作り・畳表へのこだわりを再度確認!

2017.4.12(水)

ショールームオープンを前に、自社で取り扱っている畳表のことを学ぶため八代に行っていました。
突然の訪問にもかかわらず3件の農家さんにお話を聞くことができました。

その中から、今日は橋口さんご夫婦の畳表づくりこだわりをご紹介したいと思います。


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橋口さんの畳表は、全国の畳屋さんの中ではかなり有名です。
何度も畳表部門で農林水産大臣賞を受賞し、そのお畳表は首相官邸をはじめ迎賓館永平寺などにも採用されている
農家・生産者・問屋畳など、畳のプロ誰もが認めるプロフェッショナルです。

一畳屋のこだわり品 古都極みは橋口さんの一番良い品質のものを使用した商品です。
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極みは畳の最高品に使用される本ダブル仕上げ、本ダブルとは、麻糸2本を縦糸に畳表を織り上げたもの、強い縦糸を使うのは畳表を十分に打ち込むためであり
その重量は1枚、約3kg!!縦糸が強いため、それに負けないイグサを使わなければ、価値が出ないと橋口さんはおっしゃいます。

使用する草の長さは4尺8寸 優良農家さんの一番長い草で4尺5寸程なので、手で振っておれないイグサをこの長さに仕上げるのはまさに規格外です!!
本ダブルは、畳表の選別から、仕上げまで最高品質のものなのですごく気を使って織り上げるそうです。
この商品はオーダー品なので、注文があってから製織に入りますので2週間から1か月ほど施工までにお時間がかかります。

古都は麻綿ダブル仕上げ経糸が麻と綿の両方で織られている畳表。耐久性のある高級品です。使用する草の長さは4尺7寸極みに使う畳表と同じように育て管理された畳表
仕上がりもとてもきれいです。ある意味高級ですが、お値打ち品です。

こちらも商品はオーダー品なので、注文があってから製織に入りますので2週間から1か月ほど施工までにお時間がかかります。

このクラスになると畳表の力が強すぎて、土台の床が薄かったり、弱ってたりすると使用できない場合がございます。
必ず事前に現場調査をさせて下さい。よろしくお願いいたします。

橋口さんのこだわりはこれだけではありません。
続きはまた明日書きたいと思います。