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八代産地研修 その2

2017.7.17(月)

2日目の作業は、早朝5時乾燥が仕上がったイグサの袋詰め作業からはじまりました。
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お母さまが、乾燥したイ草を、8束づつ下で作業するご主人に渡します。
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渡されたイグサは、機械で揺らされ余分な泥を落とし、ひとまとめに結束され
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袋詰めされます。 袋詰めと積み込みのお手伝いをさせていただきました。
(ねずみ男のような完全防備で作業する、長女(;^_^A )
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ここで畳表ができるまでの作業のおさらい
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(刈り取られた後、気持ちよさそうに水浴びするイ草)

刈り取りを終えた草は、コンテナに積まれ、熱で蒸れて変色したりしおれたりするのを防ぐため
水をしっかりかけて冷やします。

その後、畳表のために配合された天然染土で泥染めします。
(以前は着色されることもあったそうですが、現在熊本県産の畳表は無着色のものがほとんどです。)
(泥染めは、イ草の傷防止、均一に乾燥させる、色を均一に仕上げるなどの効果があります)

そのあと乾燥機で68℃から60℃まで温度を下げながら16~17時間かけて低温乾燥していきます。
(温度や、乾燥時間は天候や気温で少しずつ調整をしながら行う数です。)
乾燥作業も中国産と国産表に差がつくところで、海を渡る中国産は高温短時間で乾燥させるので表皮が
もろくなり、見た目はあまり変わらなくても耐久性で差が付きます。

30年前、泥染めは田んぼで、乾燥は天日乾燥でした。
機械化で便利になった分、機械購入システム導入には資金がかかるようになり、
ハーベスター、乾燥機、など大型の機械が壊れる時がイグサ農家さんのやめる時期になっているようです。

イ草農家さんがいなくなれば、我々の仕事は続けられません、日本の文化「畳」を次世代に伝えていくため、
業界を挙げて、頑張らねばならないと決意を新たにしました!!
今日はこの辺で、次回につづく・・・

八代にイ草の刈り取り研修に行ってきます。

2017.7.12(水)

明日から3日間八代に、勉強会とイ草狩刈り取り研修に行ってきます。
今年のイ草の出来や、台風の影響など生の情報を収集したいと思います。

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取れたてのイグサも緑が鮮やかで美しいです。

一畳屋の私以外の社員はすでに体験済み。
なかなか、刈り取り期間に、時間をとることができず、
行きそこなっていましたが、ようやくいけます!!

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写真は、先日次男が台風後に撮ってきたものです。


1日目 日中日の高い間は作業ができないので、昼間は勉強会夕方から、刈り取り作業

2日目は 早朝から刈り取り作業を体験いたします。

農繁期に、畳業界のためならと受け入れてくださる農家さんに深く感謝いたします。

作業は、もちろん真剣かつ、一生懸命に臨みますが、
1日だけの作業に入るということは、農家さんには本来負担でしかないはず、

農家さんの畳表を作る姿勢や、八代産畳表の良さをお客様へ伝えることで、この恩に報いていきたいと思います。


後日体験報告もブログでご紹介させていただきます。

以上決意表明でした。(^^)光子

一枚のはがきから  お客様の声番外編

2017.6.19(月)

最近は一日おきにアップしているお客様の声

アンケートを送ってくださった皆様、誠にありがとうございます。

お客様の声が、一畳屋スタッフの仕事のやりがいにつながっております。

アンケートはがきをお客様にお願いするようになったのは2013年今から4年前のことです。

始めた当初は、はがきの返信率も低く、週に2~3通をブログに掲載しておりました。

仕事に追われお客様の声をアップできてない時期もあり、今掲載しているのが、

平成26年の8月。

1回15枚ずつに変えましたが、
最新はがきを掲載するにはもう少し時間がかかりそうです(;^ω^)

ホームページへの掲載こそ追いついておりませんが、

毎日届くお客様の声(アンケートはがき)は、社員全員が必ず一読しております。

しっかりお客様の声は届いておりますのでご安心ください。

お客様が書いてくださるメッセージの99%は良いご意見ですが、

お客様のアンケートの中で不満や、この部分が気になるなど疑問・質問の内容もあります。

そのような記載がある場合は早急に対応させていただいておりますので、
少しでも気になることがありましたらお気軽にアンケートにご記入ください。

電話をいただいた場合も、同様に対応いたしますのでこちらもあわせてご利用ください。

CCF_000163例えばこちらのはがき

畳の拭き上げをする際に、新品のタオルだと、

静電気でタオルの繊維が付きやすかったり、汚れが取れにくかったりするので

以前はお客様のお宅で古いタオルをお借りして拭き上げておりました。

「畳の仕上げふきの、ぞうきんは、用意してあるといいと思いました」

このアドバイスにより、社内でいろいろ案を出し合った結果、
昨年から古いタオルはお借りするかわりに、新しいタオルをプレゼントするようになりました。

このように客様の声に励まされ、少しずつかもしれませんが私達も成長しております。

2013年は年間1136件だった個人のお客様の施工件数は年々増加し、

2016年は地震の影響もありましたが、年間1807件のお客様とご縁をいただきました。

これからもアンケートのご意見を生かし、より満足いただけるよう、
変化しながら「日本一お客様に安心していただける畳店」を目指し努力していきます。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(光子)

 

髙見くん 畳製作一級技能士への道 その2

2017.6.16(金)

一畳屋ホープ!!髙見 慎吾君の畳製作一級技能士への道その2でございます。
8月の試験に向けて着々と練習中の高見君。
3月から自主練も少しずつはじめ、早く終わった時は用事がない限り自主練をしていく努力家です。
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普段の畳製作は、すべて機械で行っているので、
通常業務で手縫いする機会はほぼありません。

いつ手縫いの仕事がきても、お客様のご要望に応えられるように、
一畳屋では折を見て、手縫いの練習をして腕を磨いております。

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一畳屋には、現在6人の一級技能士がいますが、京都で修業した、三男 喜三郎以外はすべて一畳屋に入ってから
技能士試験を取得しています。そのうち四人は一畳屋入社時、未経験者でした。

畳製作一級技能士は国家資格です。
一畳屋では資格取得の支援と指導も行っております。
資格取得後も年に何度かは、営業時間中に畳の手縫いの練習をします。


一畳屋の仕事は、畳・襖・障子・アミドの張替えです。
作業効率や、目先のことだけで考えると手縫いの練習は無駄なことかもしれません。

畳の部屋や、畳屋さんが減っていく中
一畳屋は、畳文化の啓蒙、畳製作技能の継承も我々の役割だと考えおります。
だからこそ一畳屋にとって、手縫いの練習は無駄なことではなく、大切なこと・続けていくべき事なのです。

手縫いの練習の思わぬ効能もあります、一針一針縫うことで、
職人たちの普段の仕事も丁寧になり、精度があがるなど、
一畳屋の合言葉「いい畳つくります!!」に役立っております!!

今年も7月8日に上通り びぷれす広場でイベントをやります。
今年の手縫い担当は髙見くんです。

お近くにお越しの際は、髙見君に声をかけてあげてください。
きっと励みになると思います。
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イベント詳細は、後日またブログでご紹介いたします。

畳業界を担う 若い力 勉強会 IN 一畳屋ショールーム

2017.6.14(水)

一畳屋は熊本県畳工業組合に所属しております。

簡単に言うと畳屋さんの集まりで、主な取り組みとしては技術の継承や、畳のPR活動などがあります。

畳文化を残していくためには、どちらも大切です。

親の世代と我々の世代では畳業界を取り巻く環境が違います。

昔は、待っていれば仕事はどんどん入ってきました。しかし今は、待っているだけでは仕事はきません。

「今後、畳屋を続けていく勉強会をしよう!!」ということで先日若手の勉強会開催いたしました。

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集まったのは7人の侍?!

年齢22歳から35歳、畳業界5年未満の若者たちは、みな次期社長たち!!

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講師は畳業界10年目を超えた一畳屋次男 健二郎さんです。

内容は・・・・
畳表の品質の見分け方、お客様に、自分のファン、会社のファン、畳のファン、になっていただくために今後していくことなど、

すぐできること、継続してやっていくことなど熱い質問、議論が交わされました!!

今後畳の仕事は、職人的な部分が多く分かりづらい部分を、お客様に分かりやすく伝える技術が必要になります。

畳屋さん同士、ライバルではないの???

と思われた方もいるでしょう。

畳はいまどんどん減少しています、昔はライバルだったかもしれませんが、

今は同志!!

畳屋が、みんな共に手を取り合って畳の良さをPRしていかないと、畳文化そのものが衰退してしまいます。

時代は、目まぐるしく変化しておりますが、畳の良さは変わりません、ただ私たち畳屋がお客様に上手に伝えることが出来ていなかっただけかもしれません。

畳大好き!!一畳屋は、畳文化を広めたい!!

勉強会を通じて、「語れる、お客様に親切な畳屋さん」が増えて、畳の良さがより多くの人に伝わるといいな~と思います。(光子)