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「手床」に「板入れ」 畳の豆知識

2017.9.19(火)

こんにちは!!前回に引き続き 三男 喜三郎です。

「手床」・「板入れ」
畳屋さん以外の方には全くなじみのない言葉が、
題名に並んでいますね (;^_^A

「手床」は前回説明した通り
手で作った床の事です。

「板入れ」とは
「框」と呼ばれる縁のつかない側に
檜板を縫い付ける作業の事です。
これは、畳の角が丸くならないように補強するためにつけます。

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前回の記事に書いた「手床」にも「板入れ」がしてありました。

本来、替えの際には、畳屋が再度寸法を合わせ、
板を動かないようにしめなおします。

片方の「手床」にはしめなおした跡がありましたが、
もう片方にはありませんでした。

手間が掛かる。「板入れ」を知らない、できないなどの理由で
畳屋さんの中には、この板を取り外してしまわれる方もいらっしゃるのです。

伝統的工法を受け継ぐという面では、非常に残念なことです。

今回見た、「手床」についていた板の縫い止め穴も 12個と、15個で
ちょっと少ないように思いました。
70年以上前の「手床」なのでこんなものなのかもしれません・・・

今回は、2件とも畳新調だったので、板入れすることはなかったので
参考までに、「板入れ」の写真です。
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髙見君技能試験の時

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一畳屋では年に数回、板入れの手縫い実習を行っています。

今後も、畳の技能の伝承と継承にも力を入れていきたいです。(喜三郎)

「手床の畳」 畳職人の独り言

2017.9.15(金)

こんにちは! 三男 喜三郎です。

京都の畳修行から、熊本に帰省してはや10年

なかなか目にすることのなかった、「手床」の畳に
一週間で2件も出会いました。(;゚Д゚)

「手床」とは、文字通り 機械は使わず手で作った「藁床」の事です。
※床とは畳の土台です。現在は機械で作るので、手床はほぼないのです。。。

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1件は雨漏りによる損傷が激しく、新調になりました。

もう1件のお客様は畳表替えになりました。

どちらも築100年以上のお宅です。

床から帰るのはお客様が生まれて初めてとのこと

つまり、70年~100年前の「手床」ということになります。
現在の機械づくりの藁床の寿命は、だいたい30年~50年

そう考えると、手床の丈夫さがわかります。

熊本に帰って4000件以上の畳のお仕事をさせていただきましたが、
「手床」に出会ったのは5件です。
とっても貴重なとこなのです。

【京都では4年間でもっと多くの「手床」に出会いました((笑))】


私たちの祖父にあたる2代目 亀井 重男は「手床」を作っていたそうです。

3代目の父 亀井 伸生「畳屋」になるころには、
機械化と分業が進み、機械で作った床を仕入れるようになり、
私たちは手床は作れません。

伝統工法が失われていく怖さと、寂しさを感じます。

畳の手縫いがそうならないように技術を伝承していきたいです。
次回は、板入れ畳について書きたいと思います。

小学校に出前事業 ミニ畳作りと畳のお勉強

2017.9.12(火)

先週土曜日に、小学校に畳の出前授業に行ってきました!!

今回は、40名程度
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土曜日に開催する親子レクリエーションの一環で、
保護者様からご依頼を受け、
これまで、いろんな学校お伺いしてきました。
4年生、5年生が多いですが、
3年生が体験したこともありますよ!!

低学年になるほど、
親御さんの手伝いが必要となる生徒さんが増えます。

今回は、この4人の職人が先生です。
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メインはミニ畳作りですが、
畳のことを、勉強する時間を必ず作っていただいています。
畳のない家も増える中、
子供たちに少しでも畳を身近に感じてほしいからです。
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ものづくりの楽しさと、
日本の文化「畳」の勉強までできちゃう
「親子レクリエーション」

地域と、日程は限られておりますが、受付中です。

「小学校出前ミニ畳作り希望です。」とお電話ください。

詳細は、担当:亀井 健二郎(次男)が
折り返しご連絡いたします。

投稿者: スタッフ,

中学生の職場体験

2017.9.8(金)

こんにちは!一畳屋長女です。

今年も、職場体験に地元合志から中学生が来てくれました。
今年は2校です。

毎年、一畳屋での職場体験は、掃除、網戸はがしなども経験してもらいますが、
メインは、寝茣蓙を1枚手縫いで仕上げるという体験をしてもらっています。

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真剣に手縫いに挑戦する子供たち

みんな真剣そのもの
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上手に縫えています。

出来上がった寝茣蓙は持ち帰ってもらっています。

自分で使う子もいれば、
両親や、祖父母のだれかにプレゼントする子もいます。

寝茣蓙の手縫いを通して、畳の香りや感触に触れ
畳好きな人が一人でも増えてくれると嬉しいです。

中学生の職場体験受け入れももうすぐ10年成人した彼らに
声をかけられることも、ちらほら
感慨深いですよね(^^)

畳を通してこれからも地域貢献していきたいと思います。

シンガポールからミニ畳作り体験にご来店

2017.9.6(水)

こんにちは!
長女の光子です。

坪井ショールームのミニ畳作り体験に、
シンガポールからお客様が来店されました。

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私の片言の英語と、お客様の片言の日本語とグーグル翻訳を駆使して
何とか出来上がりました。

お客様の写真の笑顔から察するに、喜んでいただけたようです(^^)

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前回のドイツのお客様に続きか国目

ミニ畳づくりを通じて、少しでも日本の文化畳を知る
きっかけになれればよいなと思います。

次はどこの国のお客様に出会えるか楽しみです。